G-3
10:10~11:10
〔特別講演〕地域包括ケア等を含めた今後の医療方向性と製薬会社に対する期待
ファルメディコ株式会社
ハザマ薬局
代表取締役社長
狭間 研至 先生
高齢化と少子化が同時に進行する我が国で、国民が安心して医療・介護を受けられるようにと考えられた仕組みが地域包括ケアシステムである。我が国のすべての医療・介護・福祉政策は、当面、このシステム実現に向けて進められるが、現在の医療提供体制とは少なからずギャップがあり、今後紆余曲折も予想される。本講演では、医師、薬局経営者の立場を踏まえて今後の医療の方向性について私見を述べるとともに、製薬会社への期待を併せてお示ししたい。
【プロフィール】
昭和44 年 大阪生まれ
ファルメディコ株式会社 代表取締役社長
一般社団法人 日本在宅薬学会 理事長
医療法人嘉健会 思温病院 理事長
熊本大学薬学部・熊本大学大学院薬学教育部 臨床教授
平成7 年大阪大学医学部卒業後、大阪大学医学部付属病院、
大阪府立病院(現 大阪府立急性期・総合医療センター)、
宝塚市立病院で外科・呼吸器外科診療に従事。
平成12 年大阪大学大学院医学系研究科臓器制御外科にて異種移植をテーマとした研究および臨床業務に携わる。平成16 年同修了後、現職。
医師、医学博士、一般社団法人 日本外科学会 認定登録医。
現在は、地域医療の現場で医師として診療も行うとともに、一般社団法人 薬剤師あゆみの会・一般社団法人 日本在宅薬学会の理事長として薬剤師生涯教育に、熊本大学薬学部、近畿大学薬学部・兵庫医療大学薬学部、愛知学院大学薬学部などで薬学教育にも携わっている。